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設定例

HI-6138/37/36/35をRTモードで使用する場合の具体的な設定方法を説明します。
使用するサブアドレス番号ついての設定条件を下記の表に示します。

SA 送信 受信 ブロードキャスト バッファモード 割り込み生成
1 - - シングル メッセージ完了時割り込み
7 - 循環2
(1,024バッファ)
循環バッファ・ロールオーバー割り込み
19 - ダブル メッセージごと
ブロードキャスト・メッセージ受信
30 シングル 割り込みなし


レジスタ設定

0x0000〜0x0051のレジスタを設定します。

アドレス レジスタ名 初期値 設定値 設定内容詳細
ビット 名称 説明
0x0000 Master Configuration Register 1 0x0000 0x0048 6 RTENA RT有効
3 BSDTXO バスシャットダウン送信のみ
0x000F Hardware Interrupt Enable Register 0x6000 0x7008 14 RAMPF RAMパリティ失敗割り込み
13 WDTX 送信ウォッチドック・タイムアウト
12 LBFA ループバック・テスト失敗A
3 RTAPF RTアドレス・パリティ・エラー
0x0012 Remote Terminal Interrupt Enable Register 0x6000 0x00F0 7 IXEQZ RT Index=0割り込み
6 ILCMD RT不正コマンド割り込み
5 IBR RTブロードキャスト・コマンド受信割り込み
4 MERR RTメッセージ・エラー・ステータス割り込み
0x0013 Hardware Interrupt Output Enable Register 0x6000 0x7008 14 RAMPF RAMパリティ失敗割り込み
13 WDTX 送信ウォッチドック・タイムアウト
12 LBFA ループバック・テスト失敗A
3 RTAPF RTアドレス・パリティ・エラー
0x0016 Remote Terminal Interrupt Output Enable Register 0x0000 0x00F0 7 IXEQZ RT Index=0割り込み
6 ILCMD RT不正コマンド割り込み
5 IBR RTブロードキャスト・コマンド受信割り込み
4 MERR RTメッセージ・エラー・ステータス割り込み
0x0017 Remote Terminal Configuration Register 0x0000 0x81F0 15-14 RTTO1:0 RT-RTタイムアウト:58μsec
8 NOTICE2 ブロードキャスト・データ格納
7 SMCP シンプル・メッセージ・コマンド処理有効
6 TRXDB 一時受信バッファ有効
5 ALTBITW 代替BIT
4 AUTOBSD 自動バスシャットダウン有効
0x0018 Remote Terminal Operational Status Register 0x0000 0x3800 15-11 RTA4:0 RTアドレス7
10 RTAP RTパリティ・ビット、奇数個なので0


RT不正テーブル設定

0x0200〜0x02FFのRT不正テーブルを設定します。

区分 アドレス 設定値 説明
ブロードキャスト受信 0x0200 0xFFFF SA0 ブロードキャスト受信モード・コード
MC17 「同期(データ付き)」のみ有効
0x0201 0xFFFD
0x0202-020D 0xFFFF SA 1〜6 不正
0x020E-020F 0x0000 SA 7 有効
0x0210-0225 0xFFFF SA 8〜18 不正
0x0226-0227 0x0000 SA 19 有効
0x0228-023B 0xFFFF SA 20〜29 不正
0x023C-023D 0x0000 SA 30 有効
0x023E 0xFFFF SA 31ブロードキャスト受信モード・コード
MC17 「同期(データ付き)」のみ有効
0x023F 0xFFFD
ブロードキャスト送信 0x0240 0xFE05 SA0 ブロードキャスト送信モード・コード
・MC8 「RTのリセット」
・MC7 「ターミナル抑制フラグ・ビット無効」
・MC6 「ターミナル抑制フラグ・ビット」
・MC5 「送信シャットダウン無効」
・MC4 「送信機シャットダウン」
・MC3 「セルフ・テスト開始」
・MC1 「同期」
0x0241 0xFFFF -
0x0242-027D 0xXXXX -
0x027E 0xFF05 SA31 ブロードキャスト送信モード・コード
・MC8 「RTのリセット
・MC7 「ターミナル抑制フラグ・ビット無効」
・MC6 「ターミナル抑制フラグ・ビット」
・MC5 「送信シャットダウン無効」
・MC4 「送信機シャットダウン」
・MC3 「セルフ・テスト開始」
・MC1 「同期」
0x027F 0xFFFF -
受信サブアドレス 0x0280 0xFFFF SA0 ブロードキャスト受信モード・コード
MC17 「同期(データ付き)」のみ有効
0x0281 0xFFFD
0x0282-028D 0xFFFF SA 1〜6 不正
0x028E-028F 0x0000 SA 7 有効
0x0290-02A5 0xFFFF SA 8〜18 不正
0x02A6-02A7 0x0000 SA 19 有効
0x02A8-02BB 0xFFFF SA 20〜29 不正
0x02BC-02BD 0x0000 SA 30 有効
0x02BE 0xFFFF SA 31ブロードキャスト受信モード・コード
MC17 「同期(データ付き)」のみ有効
0x02BF 0xFFFD
送信サブアドレス 0x02C0 0xFE00 SA0 ブロードキャスト送信モード・コード
・MC8 「RTのリセット」
・MC7 「ターミナル抑制フラグ・ビット無効」
・MC6 「ターミナル抑制フラグ・ビット」
・MC5 「送信シャットダウン無効」
・MC4 「送信機シャットダウン」
・MC3 「セルフ・テスト開始」
・MC2 「送信ステータス・ワード」
・MC1 「同期」
・MC0 「動的バス制御」
0x02C1 0xFFF2 ・MC19 「BITワード」
・MC18 「最終コマンド」
・MC16 「ベクタワード」
0x02C2-02C3 0x0000 SA 1有効
0x02C4-02FB 0xFFFF SA 2〜29不正
0x02FC-02FD 0x0000 SA 30有効
0x02FE 0xFE00 SA31 ブロードキャスト送信モード・コード
・MC8 RTのリセット
・MC7 「ターミナル抑制フラグ・ビット無効」
・MC6 「ターミナル抑制フラグ・ビット」
・MC5 「送信シャットダウン無効」
・MC4 「送信機シャットダウン」
・MC3 「セルフ・テスト開始」
・MC2 「送信ステータス・ワード」
・MC1 「同期
・MC0 「動的バス制御」
0x02FF 0xFFF2 ・MC19 「BITワード」
・MC18 「最終コマンド」
・MC16 「ベクタワード」


RTデスクリプタ・テーブル

0x0400〜0x05FFのRTデスクリプタ・テーブルを設定します。

区分 アドレス 設定値 設定内容詳細
ビット 名称 説明
受信サブアドレス 0x0400-0x041B 0x0000 SA 0〜SA 6 まで無効
0x041C 0x8062 SA 7 コントロール・ワード
15 IXEQZ Index=0のときに割り込み生成
7-4 ICIR2ZN 1,024バッファ・サイズ
2-0 CIR2EN 循環バッファ・モード2
0x041D 0x06CC SA 7 データ・ブロック開始ポインタ
0x041E 0x06CC SA 7データ・ブロック現在ポインタ
0x041F 0x0D00 SA 7 メッセージ情報バッファ・ポインタ
0x0420-0x044B 0x0000 SA 8〜SA 18 まで無効
0x044C 0x4004 SA 19 ダブル・バッファ・モード
14 IWA アクセス時割り込み生成
2-0 PPEN ダブル・バッファ・モード
0x044D 0x0666 SA 19 データ・ポインタA(34ワード分)
0x044E 0x0688 SA 19 データ・ポインタB(34ワード分)
0x044F 0x06AA SA 19 ブロードキャスト・ポインタ
0x0450-0x0477 0x0000 SA 19〜SA 29 まで無効
0x0478 0x0000 SA 30コントロール・ワード
割り込みを使用しない
0x0479 0x0644 SA 30 シングル・バッファ・データ・ポインタ(34ワード分)
0x047A 0x0000 SA 30 インデックス・ワード 0(シングル・バッファ)
0x047B 0x0644 SA 30 ブロードキャスト・データ・ポインタ
0x047C-0x047F 0x0000 SA 31 無効
送信サブアドレス 0x0480-0x0483 0x0000 SA 0 無効
0x0484 0x0800 SA 1 Index=0 シングル・バッファ・コントロール・ワード
11 DBAC メッセージ処理完了時割り込み
0x0485 0x0622 SA1 シングル・バッファ・データポインタ
(34ワード分 MIW + TTW + Data)
0x0486 0x0000 SA 1 インデックス・ワード 0(シングル・バッファ)
0x0487 0x0600 SA 1 ブロードキャスト・データ・ポインタ
0x0488-0x04F7 0x0000 SA 2〜SA 29 まで無効
0x04F8 0x0000 SA 30 コントロール・ワード
Index=0 シングル・バッファ、34ワード、データ・ラップアラウンド
0x04F9 0x0644 SA 30 シングル・バッファ・データポインタ(34ワード分)
0x04FA 0x0000 SA 30 インデックス・ワード 0(シングル・バッファ)
0x04FB 0x0600 SA 30 ブロードキャスト・データ・ポインタ
0x04FC-0x04FF 0x0000 SA 31 無効
受信モード・コード 0x0500-0x0543 0x0000 MC0〜16 割り込み無し
0x0544 0x6000 MC 17 「同期(データ有り)」コントロール・ワード
14 IWA アクセス時割り込み生成
13 IBR ブロードキャスト受信割り込み
0x0545 0x0000 MC17 メッセージ情報ワード
0x0546 0x0000 MC17 タイムタグ・ワード
0x0547 0x0000 MC17 データ・ワード
0x0548-0x057F 0x0000 MC18〜 割り込み無し
送信モード・コード 0x0580-0x0583 0x0000 MC0 「動的バス制御」 割り込み無し
0x0584 0x6000 MC 1 「同期(データ無し)」コントロール・ワード
14 IWA アクセス時割り込み生成
13 IBR ブロードキャスト受信割り込み
0x0585 0x0000 MC1 メッセージ情報ワード
0x0586 0x0000 MC1 タイムタグ・ワード
0x0587 0x0000 MC1 データ・ワード
0x0588-0x058B 0x0000 MC2 「送信ステータス・ワード」 割り込み無し
0x058C 0x6000 MC 3 「セルフテスト開始」コントロール・ワード
14 IWA アクセス時割り込み生成
13 IBR ブロードキャスト受信割り込み
0x058D 0x0000 MC3 メッセージ情報ワード
0x058E 0x0000 MC3 タイムタグ・ワード
0x058F 0x0000 MC3 データ・ワード(MC3はデータ・ワード無し)
0x0590-0x0593 0x0000 MC4 「送信機シャットダウン」、割り込み無し
0x0594-0x0597 0x0000 MC5 「送信機シャットダウン無効」、割り込み無し
0x0598-0x059B 0x0000 MC6 「ターミナル抑制フラグ・ビット」、割り込み無し
0x059C-0x059F 0x0000 MC7 「ターミナル抑制フラグ・ビット無効」、割り込み無し
0x05A0 0x6000 MC 8 「RTリセット」コントロール・ワード
14 IWA アクセス時割り込み生成
13 IBR ブロードキャスト受信割り込み
0x05A1 0x0000 MC8 メッセージ情報ワード
0x05A2 0x0000 MC8 タイムタグ・ワード
0x05A3 0x0000 MC8 データ・ワード(MC8はデータ・ワード無し)
0x05A4-0x05BF 0x0000 MC9〜MC15 Reserved
0x05C0-0x05C3 0x0000 MC16 「ベクトル・ワード送信」、割り込み無し
0x05C4-0x05C7 0x0000 MC17 「同期」
0x05C8-0x05CB 0x0000 MC18 「最終コマンド・ワード送信」、割り込み無し
0x05CC-0x05CF 0x0000 MC19 「BITワード送信」、割り込み無し
0x05D0-0x05FF 0x0000 MC20〜MC31 Reserved


実際のSRAM上のデータ・バッファ位置

上記の設定を行うことにより、実際のSRAM上へのメモリ配置は以下の表の様になります。

メモリ種別 アドレス 説明
データ・バッファ 0x0600 Tx ブロードキャスト メッセージ情報ワード
データ・バッファ 0x0601 Tx ブロードキャスト タイムタグ・ワード
データ・バッファ 0x0602
0x0603

0x0621
Tx ブロードキャスト データ・ワード1
            〃           データ・ワード2
            :
            〃           データ・ワード32
データ・バッファ 0x0622 Tx SA1 メッセージ情報ワード
データ・バッファ 0x0623 Tx SA1 タイムタグ・ワード
データ・バッファ 0x0624
0x0625

0x0643
Tx SA1 データ・ワード1
    〃    データ・ワード2
    :
    〃    データ・ワード32
データ・バッファ 0x0644 Tx SA30 メッセージ情報ワード
データ・バッファ 0x0645 Tx SA30 タイムタグ・ワード
データ・バッファ 0x0646
0x0647

0x0665
Tx SA30 データ・ワード1
    〃     データ・ワード2
    :
    〃     データ・ワード32
データ・バッファ 0x0666-0x0687 Rx SA19 データ・ポインタA(32ワード分)
データ・バッファ 0x0688-0x06A9 Rx SA19 データ・ポインタB(32ワード分)
データ・バッファ 0x06AA-0x06CB Rx SA19 ブロードキャスト・データ(32ワード分)
データ・バッファ 0x06CC-0x0ACB Rx SA7 循環バッファ・モード2 データ・ブロック
MIB 0x0B00 Rx SA7 MIBA(メッセージ情報バッファ・アドレス)

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