メッセージ・コントロール/ステータス・ブロック
メッセージ・コントロール/ステータス・ブロックの構造を下図に示します。
メッセージ・コントロール/ステータス・ブロックの各ワードの意味を下表に示します。
名称 | 説明 |
BCコントロール・ワード | このワードはメッセージ・フォーマット選択、アクティブ・バス選択、 メッセージ・リトライ、メッセージ終了割り込みの有効、予期されるRTステータス・ワード・フラグを含みます。 |
コマンド・ワード | RT-RTメッセージの場合、このワードは受信コマンド・ワードです。 |
データ・ブロック・ポインタ | データを含むサブアドレス・コマンドおよび、モードコード・コマンドの場合、このワードはRAM内の メッセージ・データ・ブロックの開始アドレスを示します。データのないモード・コマンドの場合このワードは使用されません。 |
次メッセージまでの時間 | ここにロードされたタイム・カウントは、メッセージ開始時にデクリメントを開始します。
値がメッセージの実行時間を超えると、次のメッセージ配信を行います。 分解能は1μsecで最大値は65.535msecです。 |
タイムタグ・ワード | 内部タイムタグ・カウントの現在値は、メッセージ開始時にタイムタグ・ワードに書き込まれ
再度メッセージの最後に書き込まれます。 BCが16Bitタイム・ベースを使用する場合、このワードには完全なタイム・カウントが格納されます。 BCが32Bitタイム・ベースを使用する場合、このワードにはBit15-0を含み、ループバック・ワードの代わりにブロック・ワード7(ハイ・タイムタグ・ワード)にBit31-16を含みます。 |
ブロック・ステータス・ワード | メッセージ・ステータス(処理中、または、完了)、送信バス、メッセージ中のエラー有無、エラー・タイプに 関連する情報を提供します。このワードはメッセージの完了後にデバイスによって書き込まれます。 |
ループバック・ワード | BC(16Bitタイム・ベース使用時)によって送信された最後のワード。 タイムタグBit31-16(32Bitタイム・ベース使用時) |
受信RTステータス・ワード | RT-RTメッセージの場合、このワードはRTステータス・ワードです。 |
メッセージがRT-RTの場合、メッセージ・コントロール/ステータス・ブロックには8ワード追加されます。
名称 | 説明 |
送信コマンド・ワード | デバイスにより、送信コマンド・ワードが格納されます。 |
受信RTステータス・ワード | デバイスにより、受信RTステータス・ワードが格納されます。 |
6×未使用アドレス | これは、ブロックが8ワードまたは、16ワード単位になるように調整するためにあります。 |