BCコントロール・ワード
BCコントロール・ワードは、各メッセージ・コントロール/ステータス・ブロックの最初のワードです。BCコントロール・ワードは、 MIL-STD-1553バスでは送信されません。
ビット | 名称 | R/W | 初期値 | 説明 | |||
15 | TXTTMX17 | R/W | 0 | 同期モードコード・コマンドMC17の送信タイムタグ このオプション・ビットは、「BC (Bus Controller) Configuration Register (0x0032)」のTTSYNEN Bit3が1の場合に適用されます。 このビットはMC17(同期、データ付き)のみに影響します |
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14 | MEMASK | R/W | 0 | メッセージ・エラー・ビット・マスク |
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Bit14=0 | 受信RTステータス・ワード内のメッセージ・エラーBit10が1である場合、「ステータス・セット」条件が発生する。 | ||||||
Bit14=1 | 受信RTステータス・ワード内のメッセージ・エラーBit10は、「ステータス・セット」条件の結果に影響しない。 | ||||||
13 | SRQMASK | R/W | 0 | サービス要求ビット・マスク |
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Bit13=0 | 受信RTステータス・ワード内のサービス要求Bit8が1である場合、「ステータス・セット」条件が発生する。 | ||||||
Bit13=1 | 受信RTステータス・ワード内のサービス要求Bit8は、「ステータス・セット」条件の結果に影響しない。 | ||||||
12 | BSYMASK | R/W | 0 | Busyビット・マスク |
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Bit12=0 | 受信RTステータス・ワード内のBusy Bit3が1である場合、「ステータス・セット」条件が発生する。 | ||||||
Bit12=1 | 受信RTステータス・ワード内のBusy Bit3は、「ステータス・セット」条件の結果に影響しない。 | ||||||
11 | SSYSMASK | R/W | 0 | サブシステム・フラグ・ビット・マスク |
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Bit11=0 | 受信RTステータス・ワード内のサブシステム・フラグBit2が1である場合、「ステータス・セット」条件が発生する。 | ||||||
Bit11=1 | 受信RTステータス・ワード内のサブシステム・フラグBit2は、「ステータス・セット」条件の結果に影響しない。 | ||||||
10 | TFMASK | R/W | 0 | ターミナル・フラグ・ビット・マスク |
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Bit10=0 | 受信RTステータス・ワード内のターミナル・フラグBit0が1である場合、「ステータス・セット」条件が発生する。 | ||||||
Bit10=1 | 受信RTステータス・ワード内のターミナル・フラグBit0は、「ステータス・セット」条件の結果に影響しない。 | ||||||
9 | TFMASK | R/W | 0 | 予約ビット・マスク |
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Bit9=0 | 受信RTステータス・ワード内の予約Bit7-5が1である場合、「ステータス・セット」条件が発生する。 | ||||||
Bit9=1 | 受信RTステータス・ワード内の予約Bit7-5は、「ステータス・セット」条件の結果に影響しない。 | ||||||
8 | RTRYENA | R/W | 0 | リトライ有効 |
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Bit8=1 | 「BC (Bus Controller) Configuration Register (0x0032)」のBCRE(BCリトライ有効)Bit12が1の場合、
BCはRT応答タイム・アウトまたは、フォーマット・エラーが発生した場合にメッセージをリトライします。 「BC (Bus Controller) Configuration Register (0x0032)」のBCRE(BCリトライ有効)Bit12が1、BCRSB(ステータス・ワードBitがセットされている場合のBCリトライ)Bit8もまた1の場合、 BCは「ステータス・セット」条件が発生したときにメッセージ・リトライを行います。 |
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7 | USEBUSA | R/W | 0 | バスA使用/バスB使用 |
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Bit7=1 | BCは、バスAでコマンドを送信します。 | ||||||
Bit7=0 | BCは、バスBでコマンドを送信します。 | ||||||
6 | SELFTST | R/W | 0 | セルフテスト・メッセージ・オフライン | |||
Bit6=1 | このメッセージの1553バスへの送信は禁止されます。 その代わりに、デジタル符号化されたコマンド・ワードは、選択されたバスの受信デコーダにループバックされます。 これにより、エンコード、デコード信号の両方をテストします。メッセージが完了すると、ブロック・ステータス・ワードの ループ・テスト失敗Bit8にセルフテストの結果を表示します。 |
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5 | MASKBCR | R/W | 0 | ブロードキャスト・コマンド受信ビット・マスク | |||
4 | EOMINT | R/W | 0 | メッセージ終了割り込み | |||
「BC (Bus Controller) Configuration Register (0x0032)」のBCRME Bit0が1である場合、
このコントロール・ビットは、Bit14~9のような「マスク・ビット」であり、受信されたRTステータス・ワードを受信したBCRブロードキャスト・コマンド受信Bit4に作用する。 「BC (Bus Controller) Configuration Register (0x0032)」のBCRME Bit0が0の場合、MASKBCRコントロール・ワード・ビットは、受信したRTステータス・ワードのブロードキャスト・コマンド受信Bit4の予想状態を反映します。 |
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3 | Reserved | R/W | 0 | 未使用 | |||
2 1 0 |
MCODFMT BCSTFMT RTRTFMT |
R/W | 0 |
【モード・コード・メッセージ・フォーマット】 【ブロードキャスト・メッセージ・フォーマット】 【RT-RTメッセージ・フォーマット】 これらの3つのメッセージ・フォーマットBitの組み合わせによって、MIL-STD-1553メッセージ・タイプを選択します。 |
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モード コード Bit2 |
ブロード キャスト Bit1 |
RT-RT Bit0 |
メッセージタイプ | ||||
0 0 0 0 1 1 1 1 |
0 0 1 1 0 0 1 1 |
0 1 0 1 0 1 0 1 |
BC-RT、T/R=0 RT-BC、T/R=1 RT-RT ブロードキャストBC-RT ブロードキャストRT-RT モードコード・コマンド 使用禁止 ブロードキャスト・モードコードコマンド 使用禁止 |