HOME > データバス・規格 > MIL-STD-1553 > バス接続 ページ

バス接続

MIL-STD-1553ターミナル・システムの接続は、3つのオプションがサポートされています。

  • 直接結合
  • 変圧器結合
  • 一部スタブ直接結合、一部スタブ変圧器結合

1553バスは、適切な終端抵抗器で各終端が終結するシングルのツイスト・シールド・ペアの配線で構成されています。 ターミナルとバス間の接続は、スタブの使用によって行われます。直接結合(またはショート)スタブと変圧器結合スタブ(またはロング)スタブの2つの型のスタブがあります。

変圧器、またはロング・スタブの長さは、最大20フィートで、一般的に、実際のバスと直列に配線される小ボックス、または「カプラ」に接続することができます。

直接、またはショート・スタブの長さは、最大1フィートで、一般的に、「ティー」を使用します。バスは、ターミナルは、ティーの3つ目の脚に直接接続され、バスは、ティーの内外を流れます。


直接結合バス

図10は、単一ターミナルが直接結合を使用して、バス・コントローラに接続する方法を示しています。バスは、終端抵抗器を持つ各終端で終結し、ティーからターミナルへの接続が非常に短いです。 一般的にティーは、ターミナルの背後のコネクタに直結接続されます。

図10  直接結合
図10 直接結合

変圧器結合バス

図11は、単一ターミナルが変圧器結合を使用して、バス・コントローラに接続する方法を示しています。バスは、図10のように、終端抵抗器を持つ各終端で終結しますが、 ここで2つのティーは、変圧器カプラに置き換えられています。ターミナルへの接続は、ティーの長さではなく別のケーブル(最大20フィート長)から成り、とても長いです。

この結合方法が「ロング・スタブ」と呼ばれ、スタブが20フィート長である必要性はありません。これは、規格において指定された最大長です。

図11  変圧器結合
図11 変圧器結合

混合バス結合

図12の例において、バス・コントローラは、直接結合を使用してバスに接続されており、リモート・ターミナルは、変圧器結合を使用して接続されています。

この方法は、バスをターミナルの1つに近づけて経由させるのに便利ですが、他のターミナルに近づけて経由させるには不便な時に使用することができます。

図12  混合バス結合
図12 混合バス結合

プライマリ、およびセカンダリ・バス

一般的に、バス・コントローラ、リモート・ターミナル、およびバス・モニタは、“A, B”、“Primary, Secondary”、“Primary, Backup”、“0, 1”等、様々にラベル付けされた2つのバス・コネクターを持っています。

これらのコネクタは、どのように配線されるべきなのか?多分、一緒に?「既製品」で生産されるほとんどの1553ハードウェアは、今日、「二重冗長」1553バスのサポートに対する規定を含んでいます。二重冗長は、一度に1つのバスのみがアクティブとなる2つの完全な1553バスです。バス・コントローラは、どのバスに所定のメッセージを送信させるかを選び、宛てられたリモート・ターミナルは、要求されるデータ、またはステータスで該当バスに応答します。次のメッセージは、バス・コントローラの決定により、同じバス上、または他のバス上にあってもよいです。

これは、両バスがシステム内のターミナルの各々に接続されなければならないことを意味します。そして、2つのバスは、互いに接続されてはいけません。

これは、変圧器結合の場合の接続で、図13で示されます。これは、通常、上記のバス配線が2つのバスに対して重複している必要があります。全てが2つ存在します。 これは、勿論、二重冗長の定義です。バス・コントローラがバスの1つに決してアクセスできない場合、そのバス用の配線を供給する必要はありません。 これは、時々、試験機器のコストを下げるため、いくつかの試験環境下で行われます。欠点は、2番目のバスが簡単には試験できないことです。

図13  プライマリ、およびセカンダリ・バス
図13 プライマリ、およびセカンダリ・バス

これは、変圧器結合の場合の接続で、図13で示されます。これは、通常、上記のバス配線が2つのバスに対して重複している必要があります。全てが2つ存在します。 これは、勿論、二重冗長の定義です。バス・コントローラがバスの1つに決してアクセスできない場合、そのバス用の配線を供給する必要はありません。 これは、時々、試験機器のコストを下げるため、いくつかの試験環境下で行われます。欠点は、2番目のバスが簡単には試験できないことです。


2つ以上のターミナル

上記システムにターミナルを追加する場合は、単に同じ部分を更に追加するだけです。

変圧器結合を使用してターミナルを追加するには、もう1つの変圧器カプラをバスと直列に追加する必要があります(または1つを超える変圧器を含むカプラを使用)。 変圧器上のスタブ接続をケーブルでターミナルに接続します。その後、「変圧器」結合にターミナルをセットします。“B”バスに対して同じことを行えば、仕事は完了です。

直接結合を使用してターミナルを追加するには、もう1つのティーをバスと直列に追加する必要があります。ティーの自由端をターミナルの背後に接続してください。 その後、ターミナルを「直接」結合にセットしてください。“B”バスに対して同じことを行えば、仕事は完了です。


▲ページトップに戻る