ARINC 429用データ管理および、ブリッジIC
以下に、Holt社のARINC 429用のデータ管理および、ブリッジICを示します。
型番 | デバイスタイプ | 説明 | 備考 |
HI-3220 HI-3221 HI-3222 HI-3223 HI-3225 HI-3226 |
ARINC 429 データ管理IC | HI-3210の機能拡張版 16×送信バス、8×受信バス をサポートするARINC 429データ管理IC |
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HI-3200 HI-3201 |
データ管理/プロトコルブリッジIC | 8×ARINC 429受信、4×ARINC 429送信、および1つのARINC 825(CAN)チャネルをサポート バスは独立して運用することも、データをバス間で保存、または、転送することも可能です。 |
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HI-3210 | ARINC 429 データ管理IC | 8×送信バス、4×受信バス をサポートするARINC 429データ管理IC |
HI-3220 / 3221 / 3222 / 3223 / 3225 / 3226 ARINC 429 データ管理IC
HI-322xシリーズは、16×RXチャンネルと8×TXチャンネル間でアビオニクスデータメッセージを管理、 保存、転送できるICです。
ARINC 429バスは独立して動作する場合があります。 ICは、ARINC 429受信バスからARINC 429送信バスにデータを自動的に再フォーマット、再ラベル付け、再パケット化、および、再送信するようにプログラムできます。または、ホストCPUが複数のバスでデータを送受信できます。
32 KBのオンボードメモリにより、受信したデータを論理的に整理し、 ラベルメールボックスを介して新しいARINC 429ラベルを受信すると自動的に更新されます。 各受信チャネルで64メッセージの深さの受信FIFOも使用できます。 各トランスミッタには、ARINC 429バスでプログラム可能なスケジューラーを個別に有効にするオプションがあります。 または、スケジューラーの制御下で実行している場合でも、ホストCPUは送信用の新しいラベルを自由に挿入できます。
特徴
- 16×ARINC 429受信チャンネル
- 8×ARINC 429送信チェンネル
- プログラム可能な受信データフィルタリング
- 32KBのオンチップユーザー設定可能なデータストレージメモリ
- 40MHz SPI CPUインターフェイス
- 100kbps / 50kbps /12.5kbpsデータレートをサポート
- 動作温度 -40℃~+85℃、または、-55℃~+125℃
評価ボード ADK-3220
評価ボード日本語マニュアル: AN-3220(JP).pdf
HI-3200 / 3201 データ管理/プロトコルブリッジIC
8×ARINC 429受信チャネル、4×ARINC 429送信チャネル、1×CAN / ARINC 825データ間でアビオニクスデータメッセージを管理、保存、転送できるシングルチップCMOSデータ管理ICです。
ARINC 429、および、ARINC 825(CAN)バスは独立して動作し、ホストCPUが複数のバスでデータを送受信できるように します。または、HI-3200をプログラムして、自動的に再フォーマット、再ラベル付け、再パケット化、および、 ARINC 429受信バスからARINC 429送信バスへ、および、ARINC 429からARINC 825(CAN)へ、 または、その逆にデータを再送信します。
特徴
- 8×ARINC 429受信チャンネル
- 4×ARINC 429送信チェンネル
- ARINC 825 / CANバスインターフェイス
- 32KBのオンチップユーザー設定可能なデータストレージメモリ
- ARINC 429 ⇔ ARINC 825(CAN)で相互にプロトコルブリッジ
- 20MHz SPI CPUインターフェイス
- 動作温度 -40℃~+85℃、または、-55℃~+125℃
評価ボード ADK-3200